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猫の目線で眺める世界
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気がつけば2010年。
すっかり管理人不在ですみません。
いつものことですが…。
実はmixiのボイスに書き散らすようになって、ますますこちらが手薄になりました。
映画もたくさん観て、その感想などこちらにもと思っていたのに…。 

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ほんと、こんな感じで1年しゅぎたわよね…。
おかげでしょうとうなメタボだわ。

いえ、それは私じゃなくて!





ここ数年、怠惰と多忙の合戦に阻まれ地に伏して茫洋と過ごしてまいりました。

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みゃーた言い訳して。
怠惰と多忙じゃにゃくて怠惰と怠慢でちゅ。






今年はもう少し頑張れよ自分という感じで鞭打ってみたいかなと思います。

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えっ、しょんなこと言ってしまっていいの?
無理よ無理。
蓮は、ちらないからね。





こんな体たらくでもよろしければ、今年も変わらぬご厚情をよろしくお願いいたします。



末筆になりましたが、
謹んで初春のお慶びを申し上げ、皆様のご健康とご多幸、
世界の平和を心より祈念いたします。



                              虎の子を追ったわけでもないが
                                     この闇を進んできたのには
                                     なにがしかの算段があったはず
                                     そう自らも問い続けて
                                      前へ前へと押し出されてきた
                                      だがこの穴はどうにも暗く寒い
                                      弱い者ほど阻まれる
                                      虎の子は虎に
                                      人は人の子に
                                      風穴も差し込む光も見あたらなければ
                                      そばにある温もりが灯火
                                      肉を裂く牙でなく
                                      手から手へ種火を守ろう
                                      自らの内に祈りと闘いと
                                      闇を越える朝を夢み
                                      獣を払い慈しみを知る
                                      きっと声は闇にも響くだろう
                                      いまこの生まれたての時間に
                                      あなたがとても大切です

                                                         森永かず子

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探していたもう1枚のヤナーチェクが見つかった。
マッケラスとチェコフィルで「グラゴル・ミサ」。
何とモーツァルトの棚で。(なぜ?)
クレーメルとクレメラータ・バルティカ「AFTER MOZART」の隣に。
これも物凄い異色モーツァルトで、ほとんど聴かないCD。(面白いんだけど)
ともかく見つかったので気持ち悪さは解消した。
久しぶりにヤナーチェクを聴くと、居心地はそんなに良くないが、どこか懐かしいような、原始的な感覚。
でも確かに肉体の遠くで捩りを感じるような気持ち悪さは微かにある。
きっとまた、しばらくは聴かない。
mixiのマイミク某氏は 、パリの高速地下鉄RERの駅、弦楽7~8重奏の路上パフォーマンスで初めてヤナーチェクをお聴きになり胸に迫るものがあったと話して下さった。
でも何の曲かわからない。
そのときのことをまるで、「素敵な女性と出会ったのに、名前を聞かないで別れるみたい」と。
素敵に羨ましい体験。
パリの駅で聴くヤナーチェクなんて想像もつかない。
なので、つい想像してしまう。(笑)

昨年から結構映画を観ている。
でも半券は取っておかないし、感想を書き留めてもいないので記憶から失われそうだ。
もう既に忘れてしまったものもあるだろう。
思い出してみると…。
「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ぐるりのこと」「GATE」「闇の子供たち」「グーグーだって猫である」「おくりびと」「歩いても歩いても」「容疑者Xの献身」「スラムドッグ$ミリオネア」「ウォッチメン」「天使と悪魔」「クライマーズ・ハイ」「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」「グラントリノ」「チェンジリング」「ハムナプトラ3」…。
この中で最も忘れられないのは「闇の子供たち」。
この映画はおそらく一生忘れられない。
映画の後、原作本も読んだ。読むのが物凄く苦しかった。
ラフマニノフとハムナプトラはとてもつまらなかった。
ぐるりのこと、歩いても歩いてもは良い映画。
スラムドッグも。
チェは後半の方がいい。

「グラントリノ」は鑑賞後の余韻が深かった。
じっくり染みてくる映画。
クリント・イーストウッドは、戦争体験からくる罪の苦悩とそれを引きずりながら生きている。
その亡くなった妻から懺悔と赦し、罪の意識からの解放を託された神父は、彼の心を開こうとするが頑な。
ところが隣家の家族、とりわけ少年との交流を通じて彼は自分の人生の締めくくり方を見つけていく。
最後の最後、ただ一度、彼は懺悔の機会を持つ。
しかし、どうでもいいことばかりで彼が深く抱えてきたものについては懺悔しない。
決して赦されてはならないこと、神に赦されてなどあってはならぬと、重すぎる荷を最後まで独りで引き受け抱えたまま。
誰もが赦されて楽になりたいところを、最後まで赦されずに在ろうと覚悟した人の孤独は深く、観ていて本当に辛かった。
欧米人は日本人と違い、聖母マリアを介さずまっすぐ神に向かう。
日本のクリスチャンと違うところ。
彼は懺悔もせず、罪を赦されないので最後に神を頼ることはできない。
だから「God」ではなく、聖母マリアの名を呼んだとき、私は胸を突かれた。
自分の人生に、生き方に責任を持つと言うことの恐ろしさを改めて感じた。
クリント・イーストウッドがとてもいい味を出していた。さすが。
エンディングの彼の歌も泣けたし。

「グーグーだって猫である」、泣くところでないのに冒頭からなぜか泣けてひどく困った。
観たいけど早く帰って蓮に会いたい、ジレンマな映画。
そんな気持ち、この方にはわからない。


ren.jpg
手足が短く見えるのは
横縞の手袋と靴下のせいでしゅからね。









 「オンディーヌの部屋」 こちらのブログも更新中。
よかったら、いらしてください。  http://waterhouse0813.blog.shinobi.jp/





 
午前中ウォーキング教室へ。
今日は、破篭井(ワリゴイ)を歩く。
NEC_0347.JPGNEC_0348.JPG破篭井のバス停は山の中。
見つけた野の花。
久しぶりに晴れたので
気持ちよさそう。






ウォーキングの後、友人は所用で帰ってしまったので、彼女との予定していたランチは次の機会に。
最近気に入りのお店へひとり。
こんなところに本当に食事できるところがあるの?
と信じられない場所にあるのが「梅蓮」。
今日で三度目。
春樹の「1Q84」を持ち込んでランチを。
いつかここでゆっくり読書してみたいと思っていたのだが、みんなどうして知っているの?と不思議なくらい混み合ってきた。
待ち人まで出たので早々に退席。
9d7929b7.jpegNEC_0349.JPG
左は「梅蓮」入り口。
右は中庭に面したカウンター。
今日は一人なので端の方へ。
実は左手に小さな滝がある。





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前菜はサーモンのサラダ。
イチジクのベーグル。
ハーブの香りいっぱいのウォーターは爽やか。





NEC_0351.JPGNEC_0352.JPG今日はイカと青さとタマネギのパスタ。
1度目は地鶏のシチュー、2度目は揚げたおにぎりにカニのあんかけを柚子胡椒でいただいた。パンは天然酵母の焼きたて、ゴマパンも。





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ここのデザートが絶品。
コーヒーもとても美味しい。

ごちそうさまでした。





店内には以下のような雑貨や手作りアクセサリーも置いてある。
先日知ったのだが、アクセサリーは仕事の元後輩が作っていた。
1度目に行ったとき、オーナーさんからボディオイルをいただいた。
私は車用にと香りのオイルも購う。
連れて行った友人達は、タオルにハンケチ、香り袋にと大人買い。
そしてみんな採れたての玉葱、ネット一杯100円を戦利品として持ち帰る。
その日のうちにサラダにしたら美味だった。
NEC_0356.JPGNEC_0358.JPGNEC_0359.JPG








「梅蓮」の隣が梅正窯。ギャラリーも併設している。
二度ともギャラリーは閉店で残念だったのだが、今日は開いていた。
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登り窯







ギャラリーで奥様と話し込む。
梅正窯の花瓶で活けた花は痛むのが遅い。水が腐りにくいからだそうだ。
梅正窯のビールグラスで飲むビールは気泡が小さく大変美味しくなるという。
ほ、欲しい…。

NEC_0367.JPG
一目惚れした魚の形の梅正窯。
薬味やお漬け物を入れても。
一口のお菓子、野の花を1輪…
お香を乗せても。
裏には「梅」の文字。
まけてもらって3枚お買いあげ。



すっかり奥様と話し込み、梅正窯の作陶家であるご主人を呼んできて下さった。
おまけに鍵まで開けて下さり、神聖な工房と御作品を見せていただく。
森の中の工房は静かで、一面の窓に木々が映え、大きな机で釉薬を塗られ焼かれるのを待つ陶器。
足裏を跳ね返す床板の感触。
工房には昔から深い憧れと敬虔な想いを抱く私。幸福なひととき。
先生のお声は低く、ゆっくりと話されるのだが、それが森にふさわしく大変素敵だった。
作りにいらっしゃい、土はこねてあげますからとおっしゃっていただき、すっかり私はその気。
どうせなら電気やガスや灯油の窯でなく、釉薬は塗らず登り窯でと無理を言ってみる。
乾燥に何ヶ月もかけ、松の木のみで一週間以上火を絶やさず焼く登り窯。
完成までには長いよとおっしゃったが、私が我慢できるならと承諾下さった。
写真で見せていただいた登り窯の、煙突から吹き上がる炎に魅了された。
あの炎が見たい。焼かれるように。
夏が終わったら、私はここへ通おう。
9月に作り始めても完成は12月の冬。
そういうの、とてもいい。

梅野館の詳細はこちらへhttp://umenokan.kakurezato.com/

ところで、私の好きなものは、この方も気になるよう。

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これは魚でしゅね!

蓮がいただいてもいいでしゅか。






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あ、泳ぐでしゅ…






脱稿の後も長男の引越支度で慌ただしい日々は続いていた。
お暇なのは受験が終わった長男と、やはりこの方。

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春でしゅね…寝るしかないでしゅよ。ごくらくでしゅ。

私もあやかって、息抜きを。
1つは映画「チェンジリング」の鑑賞。
アンジェリーナ・ジョリーが好きなので。
いつもと違う役どころで力量を見る思い。そして美しかった。
連続幼児殺人犯に息子を奪われたシングルマザーが
別の子供を警察に押しつけられ、抑圧されても屈せず
現実と真実に立ち向かうという事実に基づいた作品。
こういうことが実際本当にあったのかという衝撃は強く、
話題性は充分だったが、映画そのものとしての出来については
やや不満も。
とはいえ、愚息ではあっても、こんなに大きくなるまで一緒にいられた
母としての幸福を改めて感じたりもしたのだ。

もう1つはハウステンボスでのサーカス。
親友が会社の抽選で見事に大当たり。招待してもらった。
サーカスなんて祖父と幼稚園のときに行ったきりかも。
それもアイス食べたさに始まる前に会場を出てしまうというわがままから
内容はまったく観ていない。
亡くなった祖父に申し訳なくて、これはずっとトラウマになっている。

サーカスを観ながらシャガールや中也に思いを馳せる。
やがて童心に返り興奮状態。
思わず親友二人と抱き合い、
「きゃー、やめて!お願い、わかったからやめて~」
卒倒しかけて叫ぶオバさんたち。←精神年齢は13歳。

ハウステンボスはチューリップ祭り真っ最中。
サーカス前の散策は気持ちよく、帰りは雨に降られ花火を諦め車に急いだが
夜景はいつもながら美しかった。
友人とは小学3年、中学1年からの付き合いなので3人よると精神年齢は10代なのだ。
大はしゃぎで、あっという間の1日。

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中心より外れたコテージは静か。
幾種類もの鳥。その鳴き声。






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日本ではないみたい。左端に我々、その下に白鳥。
右端には若い韓国人の男女グループ。
明るい笑い声が響く。




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光と風…何時間でもこうしていられそう。
だんだん無口になっていく。





NEC_0069.JPG左がホテルヨーロッパ。
真中の白いホテルの一室にサーカスを当てた友人の兄夫婦が。
この時、携帯とカメラを駆使して互いを確認。記念にパシリ。
ここでは見えない右突き当たりの迎賓館には皇室やマイケルジャクソンもかつてお泊まり。




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雲行きが怪しくなってきた。
花火は諦めて帰路につくか…。
悩むところ。





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楽しい1日だった、にゃん。


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何してるでしゅか…
はやく帰ってこないかにゃ…。




明日深夜、広島へ出発。
いよいよ長男のお引っ越し。
もしかしたら一緒に住むことはもう永遠にないかも。
幸多かれと祈るしかない。
1週間ほど留守にします。
蓮ちゃん、小さいお兄ちゃんとお留守番よろしくね!

20日締切の原稿に追われている。
きっと20日着ということだろうから18日迄には書き上げないといけない。
が、書けてない。
詩作品3~4篇のうち1篇くらいは新作でいきたいが…あとは旧作と諦めて。(涙)
だけじゃなく、エッセイもある。
長男の受験が何とか終わり(詳細はまた今度)、入学、引越、ひとり暮らしの準備に追われ、私の時間のなさは尋常ではない。
ああ、3月なのだ。
書いてはダメ出し、破り捨て…ダメ出しはもちろんこの方。
     
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蓮「何でしゅか、コレは?」
蓮「わかってましゅよね、こんなもの出せないでしゅ」
蓮「つぎはまだでしゅか。待ちくたびれましゅ」

ondine「…汗」
ondine「た、助けて…書けませんー」

蓮「仕方ないでちゅね」
蓮「ほんと世話が焼けまちゅでちゅ」
蓮「手を出ちなちゃい」

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蓮「う~っ…書けるでちゅ、書けるでちゅ とぉやぁ!」

というわけで、本日エッセイのみ脱稿。(推敲要)
蓮ちゃん、詩作品もよろしくね。






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蓮&ondine
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女性
自己紹介:
2008年8月15日生のアメショーmix♀猫の目線に学ぶ日々。(ちなみに私は8月13日生!)
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