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猫の目線で眺める世界
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探していたもう1枚のヤナーチェクが見つかった。
マッケラスとチェコフィルで「グラゴル・ミサ」。
何とモーツァルトの棚で。(なぜ?)
クレーメルとクレメラータ・バルティカ「AFTER MOZART」の隣に。
これも物凄い異色モーツァルトで、ほとんど聴かないCD。(面白いんだけど)
ともかく見つかったので気持ち悪さは解消した。
久しぶりにヤナーチェクを聴くと、居心地はそんなに良くないが、どこか懐かしいような、原始的な感覚。
でも確かに肉体の遠くで捩りを感じるような気持ち悪さは微かにある。
きっとまた、しばらくは聴かない。
mixiのマイミク某氏は 、パリの高速地下鉄RERの駅、弦楽7~8重奏の路上パフォーマンスで初めてヤナーチェクをお聴きになり胸に迫るものがあったと話して下さった。
でも何の曲かわからない。
そのときのことをまるで、「素敵な女性と出会ったのに、名前を聞かないで別れるみたい」と。
素敵に羨ましい体験。
パリの駅で聴くヤナーチェクなんて想像もつかない。
なので、つい想像してしまう。(笑)

昨年から結構映画を観ている。
でも半券は取っておかないし、感想を書き留めてもいないので記憶から失われそうだ。
もう既に忘れてしまったものもあるだろう。
思い出してみると…。
「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ぐるりのこと」「GATE」「闇の子供たち」「グーグーだって猫である」「おくりびと」「歩いても歩いても」「容疑者Xの献身」「スラムドッグ$ミリオネア」「ウォッチメン」「天使と悪魔」「クライマーズ・ハイ」「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」「グラントリノ」「チェンジリング」「ハムナプトラ3」…。
この中で最も忘れられないのは「闇の子供たち」。
この映画はおそらく一生忘れられない。
映画の後、原作本も読んだ。読むのが物凄く苦しかった。
ラフマニノフとハムナプトラはとてもつまらなかった。
ぐるりのこと、歩いても歩いてもは良い映画。
スラムドッグも。
チェは後半の方がいい。

「グラントリノ」は鑑賞後の余韻が深かった。
じっくり染みてくる映画。
クリント・イーストウッドは、戦争体験からくる罪の苦悩とそれを引きずりながら生きている。
その亡くなった妻から懺悔と赦し、罪の意識からの解放を託された神父は、彼の心を開こうとするが頑な。
ところが隣家の家族、とりわけ少年との交流を通じて彼は自分の人生の締めくくり方を見つけていく。
最後の最後、ただ一度、彼は懺悔の機会を持つ。
しかし、どうでもいいことばかりで彼が深く抱えてきたものについては懺悔しない。
決して赦されてはならないこと、神に赦されてなどあってはならぬと、重すぎる荷を最後まで独りで引き受け抱えたまま。
誰もが赦されて楽になりたいところを、最後まで赦されずに在ろうと覚悟した人の孤独は深く、観ていて本当に辛かった。
欧米人は日本人と違い、聖母マリアを介さずまっすぐ神に向かう。
日本のクリスチャンと違うところ。
彼は懺悔もせず、罪を赦されないので最後に神を頼ることはできない。
だから「God」ではなく、聖母マリアの名を呼んだとき、私は胸を突かれた。
自分の人生に、生き方に責任を持つと言うことの恐ろしさを改めて感じた。
クリント・イーストウッドがとてもいい味を出していた。さすが。
エンディングの彼の歌も泣けたし。

「グーグーだって猫である」、泣くところでないのに冒頭からなぜか泣けてひどく困った。
観たいけど早く帰って蓮に会いたい、ジレンマな映画。
そんな気持ち、この方にはわからない。


ren.jpg
手足が短く見えるのは
横縞の手袋と靴下のせいでしゅからね。









 「オンディーヌの部屋」 こちらのブログも更新中。
よかったら、いらしてください。  http://waterhouse0813.blog.shinobi.jp/





 
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2008年8月15日生のアメショーmix♀猫の目線に学ぶ日々。(ちなみに私は8月13日生!)
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