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猫の目線で眺める世界
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気がつけば2010年。
すっかり管理人不在ですみません。
いつものことですが…。
実はmixiのボイスに書き散らすようになって、ますますこちらが手薄になりました。
映画もたくさん観て、その感想などこちらにもと思っていたのに…。 

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ほんと、こんな感じで1年しゅぎたわよね…。
おかげでしょうとうなメタボだわ。

いえ、それは私じゃなくて!





ここ数年、怠惰と多忙の合戦に阻まれ地に伏して茫洋と過ごしてまいりました。

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みゃーた言い訳して。
怠惰と多忙じゃにゃくて怠惰と怠慢でちゅ。






今年はもう少し頑張れよ自分という感じで鞭打ってみたいかなと思います。

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えっ、しょんなこと言ってしまっていいの?
無理よ無理。
蓮は、ちらないからね。





こんな体たらくでもよろしければ、今年も変わらぬご厚情をよろしくお願いいたします。



末筆になりましたが、
謹んで初春のお慶びを申し上げ、皆様のご健康とご多幸、
世界の平和を心より祈念いたします。



                              虎の子を追ったわけでもないが
                                     この闇を進んできたのには
                                     なにがしかの算段があったはず
                                     そう自らも問い続けて
                                      前へ前へと押し出されてきた
                                      だがこの穴はどうにも暗く寒い
                                      弱い者ほど阻まれる
                                      虎の子は虎に
                                      人は人の子に
                                      風穴も差し込む光も見あたらなければ
                                      そばにある温もりが灯火
                                      肉を裂く牙でなく
                                      手から手へ種火を守ろう
                                      自らの内に祈りと闘いと
                                      闇を越える朝を夢み
                                      獣を払い慈しみを知る
                                      きっと声は闇にも響くだろう
                                      いまこの生まれたての時間に
                                      あなたがとても大切です

                                                         森永かず子

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探していたもう1枚のヤナーチェクが見つかった。
マッケラスとチェコフィルで「グラゴル・ミサ」。
何とモーツァルトの棚で。(なぜ?)
クレーメルとクレメラータ・バルティカ「AFTER MOZART」の隣に。
これも物凄い異色モーツァルトで、ほとんど聴かないCD。(面白いんだけど)
ともかく見つかったので気持ち悪さは解消した。
久しぶりにヤナーチェクを聴くと、居心地はそんなに良くないが、どこか懐かしいような、原始的な感覚。
でも確かに肉体の遠くで捩りを感じるような気持ち悪さは微かにある。
きっとまた、しばらくは聴かない。
mixiのマイミク某氏は 、パリの高速地下鉄RERの駅、弦楽7~8重奏の路上パフォーマンスで初めてヤナーチェクをお聴きになり胸に迫るものがあったと話して下さった。
でも何の曲かわからない。
そのときのことをまるで、「素敵な女性と出会ったのに、名前を聞かないで別れるみたい」と。
素敵に羨ましい体験。
パリの駅で聴くヤナーチェクなんて想像もつかない。
なので、つい想像してしまう。(笑)

昨年から結構映画を観ている。
でも半券は取っておかないし、感想を書き留めてもいないので記憶から失われそうだ。
もう既に忘れてしまったものもあるだろう。
思い出してみると…。
「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ぐるりのこと」「GATE」「闇の子供たち」「グーグーだって猫である」「おくりびと」「歩いても歩いても」「容疑者Xの献身」「スラムドッグ$ミリオネア」「ウォッチメン」「天使と悪魔」「クライマーズ・ハイ」「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」「グラントリノ」「チェンジリング」「ハムナプトラ3」…。
この中で最も忘れられないのは「闇の子供たち」。
この映画はおそらく一生忘れられない。
映画の後、原作本も読んだ。読むのが物凄く苦しかった。
ラフマニノフとハムナプトラはとてもつまらなかった。
ぐるりのこと、歩いても歩いてもは良い映画。
スラムドッグも。
チェは後半の方がいい。

「グラントリノ」は鑑賞後の余韻が深かった。
じっくり染みてくる映画。
クリント・イーストウッドは、戦争体験からくる罪の苦悩とそれを引きずりながら生きている。
その亡くなった妻から懺悔と赦し、罪の意識からの解放を託された神父は、彼の心を開こうとするが頑な。
ところが隣家の家族、とりわけ少年との交流を通じて彼は自分の人生の締めくくり方を見つけていく。
最後の最後、ただ一度、彼は懺悔の機会を持つ。
しかし、どうでもいいことばかりで彼が深く抱えてきたものについては懺悔しない。
決して赦されてはならないこと、神に赦されてなどあってはならぬと、重すぎる荷を最後まで独りで引き受け抱えたまま。
誰もが赦されて楽になりたいところを、最後まで赦されずに在ろうと覚悟した人の孤独は深く、観ていて本当に辛かった。
欧米人は日本人と違い、聖母マリアを介さずまっすぐ神に向かう。
日本のクリスチャンと違うところ。
彼は懺悔もせず、罪を赦されないので最後に神を頼ることはできない。
だから「God」ではなく、聖母マリアの名を呼んだとき、私は胸を突かれた。
自分の人生に、生き方に責任を持つと言うことの恐ろしさを改めて感じた。
クリント・イーストウッドがとてもいい味を出していた。さすが。
エンディングの彼の歌も泣けたし。

「グーグーだって猫である」、泣くところでないのに冒頭からなぜか泣けてひどく困った。
観たいけど早く帰って蓮に会いたい、ジレンマな映画。
そんな気持ち、この方にはわからない。


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手足が短く見えるのは
横縞の手袋と靴下のせいでしゅからね。









 「オンディーヌの部屋」 こちらのブログも更新中。
よかったら、いらしてください。  http://waterhouse0813.blog.shinobi.jp/





 
午前中ウォーキング教室へ。
今日は、破篭井(ワリゴイ)を歩く。
NEC_0347.JPGNEC_0348.JPG破篭井のバス停は山の中。
見つけた野の花。
久しぶりに晴れたので
気持ちよさそう。






ウォーキングの後、友人は所用で帰ってしまったので、彼女との予定していたランチは次の機会に。
最近気に入りのお店へひとり。
こんなところに本当に食事できるところがあるの?
と信じられない場所にあるのが「梅蓮」。
今日で三度目。
春樹の「1Q84」を持ち込んでランチを。
いつかここでゆっくり読書してみたいと思っていたのだが、みんなどうして知っているの?と不思議なくらい混み合ってきた。
待ち人まで出たので早々に退席。
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左は「梅蓮」入り口。
右は中庭に面したカウンター。
今日は一人なので端の方へ。
実は左手に小さな滝がある。





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前菜はサーモンのサラダ。
イチジクのベーグル。
ハーブの香りいっぱいのウォーターは爽やか。





NEC_0351.JPGNEC_0352.JPG今日はイカと青さとタマネギのパスタ。
1度目は地鶏のシチュー、2度目は揚げたおにぎりにカニのあんかけを柚子胡椒でいただいた。パンは天然酵母の焼きたて、ゴマパンも。





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ここのデザートが絶品。
コーヒーもとても美味しい。

ごちそうさまでした。





店内には以下のような雑貨や手作りアクセサリーも置いてある。
先日知ったのだが、アクセサリーは仕事の元後輩が作っていた。
1度目に行ったとき、オーナーさんからボディオイルをいただいた。
私は車用にと香りのオイルも購う。
連れて行った友人達は、タオルにハンケチ、香り袋にと大人買い。
そしてみんな採れたての玉葱、ネット一杯100円を戦利品として持ち帰る。
その日のうちにサラダにしたら美味だった。
NEC_0356.JPGNEC_0358.JPGNEC_0359.JPG








「梅蓮」の隣が梅正窯。ギャラリーも併設している。
二度ともギャラリーは閉店で残念だったのだが、今日は開いていた。
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登り窯







ギャラリーで奥様と話し込む。
梅正窯の花瓶で活けた花は痛むのが遅い。水が腐りにくいからだそうだ。
梅正窯のビールグラスで飲むビールは気泡が小さく大変美味しくなるという。
ほ、欲しい…。

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一目惚れした魚の形の梅正窯。
薬味やお漬け物を入れても。
一口のお菓子、野の花を1輪…
お香を乗せても。
裏には「梅」の文字。
まけてもらって3枚お買いあげ。



すっかり奥様と話し込み、梅正窯の作陶家であるご主人を呼んできて下さった。
おまけに鍵まで開けて下さり、神聖な工房と御作品を見せていただく。
森の中の工房は静かで、一面の窓に木々が映え、大きな机で釉薬を塗られ焼かれるのを待つ陶器。
足裏を跳ね返す床板の感触。
工房には昔から深い憧れと敬虔な想いを抱く私。幸福なひととき。
先生のお声は低く、ゆっくりと話されるのだが、それが森にふさわしく大変素敵だった。
作りにいらっしゃい、土はこねてあげますからとおっしゃっていただき、すっかり私はその気。
どうせなら電気やガスや灯油の窯でなく、釉薬は塗らず登り窯でと無理を言ってみる。
乾燥に何ヶ月もかけ、松の木のみで一週間以上火を絶やさず焼く登り窯。
完成までには長いよとおっしゃったが、私が我慢できるならと承諾下さった。
写真で見せていただいた登り窯の、煙突から吹き上がる炎に魅了された。
あの炎が見たい。焼かれるように。
夏が終わったら、私はここへ通おう。
9月に作り始めても完成は12月の冬。
そういうの、とてもいい。

梅野館の詳細はこちらへhttp://umenokan.kakurezato.com/

ところで、私の好きなものは、この方も気になるよう。

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これは魚でしゅね!

蓮がいただいてもいいでしゅか。






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あ、泳ぐでしゅ…






村上春樹「1Q84」を読み始めている。
BOOK2を先に買ってしまいBOOK1を入手できずにいたので、これまで表紙を眺めるままになっていた。
増版のおかげでやっとBOOK1を入手。
2は5百円の、1は千円の棚からぼた餅商品券を足して購入。
冒頭でヤナーチェクに遭遇してびっくり。
ヤナーチェクは日頃聴かないが、確か1枚か2枚、CDは持っていた。
早速CD棚を検索。
あった!ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。ノイマン指揮のチェコフィル版。
「タラス・ブーリバ」とのカップリングで、私はこちらを目当てで買ったのだが。
シンフォニエッタを聴きながら読み始めたが、春樹のこの曲へのイメージがまた別の興味を抱かせて面白い。
私なら絶対にこんなふうには聴けない。
だから冒頭、音楽を聴く前に読んでいたイメージとは随分違うものに変化した。
もう1枚はどうしても見つからない。
買ったものの、今ではほとんど聴かない作曲家。どこか遠くで眠っているのだろう。
そろそろCDも整理しないといけない。2千枚はゆうに越えている。
その中から目当ての曲を探すのが困難になってきた。
ここ数年買ったものは棚もバラバラ。
これでは同じものを買いかねない。

さて、読み始めて夢が変わった。
私は小学生くらいの見知らぬ男の子(息子の設定)と、あるコミュニティにお世話になっている。どうやらそこでお世話にならないと生きていけないよう。
そのコミュニティには障害者、高齢者、情緒不安定な子供達…など社会で生きがたく行き場をなくした人たちが集まっている。
私たち親子は入所したばかり。
私はそこで掃除をしたり、大きな四角い穴を掘って火を燃やし入所者の食事を作っていた。
そして、ここでお世話をして下さる若い方々に、夢の中でも夢から覚めてからも見覚えがあることに気づいた。
猫ボランティアの皆さんだった。(笑)
入所者は猫だったのかな。きっと私も。
春樹ストーリーには全く関係ない展開だが。

このところ、私はついている。
米沢牛のステーキが当たったり、某有名店の洋菓子セットが当たったり。
満車の駐車場で30分待ち。これ以上は完全に仕事に遅刻とギリギリの選択を強いられ悩んでいると…。
ゲートの修理をしていたお兄さんが見かね、「秘密にしておいてね」とゲートの機器をいじり1台だけ架空空車状態にして通してくれた。常時月極の分が確保されているので駐車スペースはある。
地獄に仏で本当に助かった。もちろん駐車料金は通常払い。
またある日は、博多での「日展」「よみがえる黄金文明展」のペアチケットも頂く。
とある仕事は短期だが時給3500円という、とんでもない美味しい仕事だし。
どこかにお布施をするかしないと、そろそろ私は死ぬかもしれない。
それとも昨年がおぞましすぎる1年だったので、昨年の幸福が今年に加算されているのだろうか。

ヨガの他に毎週土曜はウォーキング教室に通っている。
参加者のほとんどが親世代。
ところがこれがすこぶる楽しい。
毎週コースは変わる。自然の中を歩く。
史跡についても産地の美味い物情報に始まって、植物、歴史、料理方法とお得な情報や興味深い話しが山ほど聞ける。
もともとお年寄り大好きな私は、初対面でもすぐにうち解ける自信あり。
この年で久しぶりに「若いのに偉いね」と子供のように褒められ、あめ玉を握らせてもらった。
あっという間に6キロほどを歩く。
人間っていいなと暖かい気持ちがお土産。
この後、一緒に参加する友人とランチに出かけるのが常になり、残念ながらダイエットにはならない。
すっかりランチ巡りも趣味のひとつになった。

ウォーキング教室が主になってしまったので「長崎さるく」に参加できずにいる。
まだ「紫陽花さるく」のみ。
ここでも私は得をしたのだが、これは某お坊様に「秘密ね」と言われているので書けない。
一般のお兄さんとの「秘密」は打ち明けられても神仏に仕える方との約束は破れない私…。
紫陽花はもう終わりだったが、それでもとても美しかった。
友人とそのお母様と出かけたのである。

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左からルビー、わくらば紫陽花、もうひとつは忘れた。

通訳の詳細なお話も興味深かった。
長年長崎に住んでいて知らないことばかり。
新地中華街の四つの門にまつわる風水の話し。
眼鏡橋が人に優しい橋の秘密。
眼鏡橋は路地から路地へ人が直線で渡れるよう斜めにかかっている。でも橋桁は川の流れに垂直。この凄い技術に感動。
初めてシーボルトの妻お滝さんとその娘イネさんのお墓参りも。
次はどこへ出かけよう。
「長崎さるく」の詳細はこちらへhttp://www.saruku.info/


さてさてそんな留守がちな母に最近不満そうなのが、我が家のお嬢様。
留守番大嫌いの甘えん坊。
家に誰もいなくなると、我が家に来た日から一緒に眠っているタオル地の小さなぬいぐるみを側において離さない。
どこに行くにも口にくわえて移動する。
帰宅すると、鍵を開けるのも待ちきれぬ様子で、玄関先、ぬいぐるみと一緒にお出迎えしている。

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あんまり寂しすぎると…

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離れないよう、ぬいぐるみの紐ごと体中に巻き付けている。
もう一匹飼ってあげたいなと思う今日この頃。

蓮は、この冬、不妊手術をした。
それはそれは痛ましくて泣けた。
こんなことなら手術はしなければと思うほど。
退院したその日は元気もなく、食事は未消化で私を不安にした。
入院の間、家族を呼んで鳴き続けたに違いなく、声は嗄れ果てていた。
しばらくは蓮の側から離れることができなかった。

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手術後の蓮。
下腹部の毛は剃られ、傷口に大きな絆創膏。
安心したのか、私の手を枕に眠った。

ごめんね…。




でも今ではすっかり元気。
来月は1歳のお誕生日。
手術を耐えたご褒美に楽天のポイントでキャットタワーとベッドを購入。

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やっぱりぬいぐるみは一緒なのね。








意味はないが、心配した私にも贈り物。キーカバー。
玄関の鍵だが、これで差し込み不発にならず、1発で鍵穴命中、荷物が多いときは助かる。

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一時期、頂き物の詩誌や詩集があふれ、私の部屋はとんでもない状態だった。
しかし蓮には嬉しすぎ。
あっちに隠れ、こっちをなぎ倒し…。

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書籍とCDの間でかくれんぼ。

見つけられるでしゅか?







ますます可愛く成長する蓮。
時々、犬かぶってない?と思うほどフレンドリー!
名前を呼ぶと返事もするし、一日中私の後追い。
たまりません。

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だったら、今夜はササミにしてくだしゃい。







脱稿の後も長男の引越支度で慌ただしい日々は続いていた。
お暇なのは受験が終わった長男と、やはりこの方。

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春でしゅね…寝るしかないでしゅよ。ごくらくでしゅ。

私もあやかって、息抜きを。
1つは映画「チェンジリング」の鑑賞。
アンジェリーナ・ジョリーが好きなので。
いつもと違う役どころで力量を見る思い。そして美しかった。
連続幼児殺人犯に息子を奪われたシングルマザーが
別の子供を警察に押しつけられ、抑圧されても屈せず
現実と真実に立ち向かうという事実に基づいた作品。
こういうことが実際本当にあったのかという衝撃は強く、
話題性は充分だったが、映画そのものとしての出来については
やや不満も。
とはいえ、愚息ではあっても、こんなに大きくなるまで一緒にいられた
母としての幸福を改めて感じたりもしたのだ。

もう1つはハウステンボスでのサーカス。
親友が会社の抽選で見事に大当たり。招待してもらった。
サーカスなんて祖父と幼稚園のときに行ったきりかも。
それもアイス食べたさに始まる前に会場を出てしまうというわがままから
内容はまったく観ていない。
亡くなった祖父に申し訳なくて、これはずっとトラウマになっている。

サーカスを観ながらシャガールや中也に思いを馳せる。
やがて童心に返り興奮状態。
思わず親友二人と抱き合い、
「きゃー、やめて!お願い、わかったからやめて~」
卒倒しかけて叫ぶオバさんたち。←精神年齢は13歳。

ハウステンボスはチューリップ祭り真っ最中。
サーカス前の散策は気持ちよく、帰りは雨に降られ花火を諦め車に急いだが
夜景はいつもながら美しかった。
友人とは小学3年、中学1年からの付き合いなので3人よると精神年齢は10代なのだ。
大はしゃぎで、あっという間の1日。

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中心より外れたコテージは静か。
幾種類もの鳥。その鳴き声。






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日本ではないみたい。左端に我々、その下に白鳥。
右端には若い韓国人の男女グループ。
明るい笑い声が響く。




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光と風…何時間でもこうしていられそう。
だんだん無口になっていく。





NEC_0069.JPG左がホテルヨーロッパ。
真中の白いホテルの一室にサーカスを当てた友人の兄夫婦が。
この時、携帯とカメラを駆使して互いを確認。記念にパシリ。
ここでは見えない右突き当たりの迎賓館には皇室やマイケルジャクソンもかつてお泊まり。




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雲行きが怪しくなってきた。
花火は諦めて帰路につくか…。
悩むところ。





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楽しい1日だった、にゃん。


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何してるでしゅか…
はやく帰ってこないかにゃ…。




明日深夜、広島へ出発。
いよいよ長男のお引っ越し。
もしかしたら一緒に住むことはもう永遠にないかも。
幸多かれと祈るしかない。
1週間ほど留守にします。
蓮ちゃん、小さいお兄ちゃんとお留守番よろしくね!

無事締切までに脱稿。ほっとしている。
年末から「あるるかん」「水盤」と締切に追われ続け、またいつも通り踏み倒してはきたが、今度は余所様のお家だったので踏み倒しで迷惑をかけるわけにはいかない。
所属の同人は家族みたいなもの…きっと許してくれる…はずだけど。←ボカスカ

最近の蓮はお風呂場に座り込み、日がな一日窓の外を眺めるのがお気に入り。

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風呂場好きというのは、まさに百閒先生のノラと同じ。いなくならないでね。
おかげで風呂場の濡れた出窓を拭き、バスタオルを敷いてあげるのが私の朝一番の仕事になった。
我が家の勝手口にも面していて、ゴミ捨て等でウロウロする私を時折りうらめしそうに見ている。
「私も出たいでちゅ」

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「ああ、新世界でちゅ。この世は何て広いでしゅか!」

蓮の真っ正面は隣家のお庭。
我が家の庭の3倍はある。
すみませんね、狭い世界で。


新世界といえば、長男の受験戦争が終わった。
思わぬ大ドジの果てに。
センター試験、数ⅠAを受験しなくてはならないのに数1を受験。(そんなヤツいるのか?)
気付いたのは終了5分前。
パニックに陥った彼は、嘔吐、生汗と戦い、学生服、セーターを脱ぎ捨て肌着一枚に。
しかし、5分ではいかんともしがたく撃沈。
ラストの数ⅡBまで引きずりどぼん。
それまで絶好調だっただけに落胆甚だしく、試験後、トイレで存分に吐き、屋上から飛び降りたい心境も抑え、せっかく作ってくれた母の手作り弁当を食べないわけにはいかず(後が恐い)、すべてを終了。
二次よりセンターが得意な彼の作戦は、センターで750点を目標とし、二次には余裕を持って挑む計算だった。
ところが結果は708点。目標には届かず。
志望校受験への挑戦権は何とか確保できたものの余裕はない。
センターで「自分は何をしでかすかわかったものではない」と自らを悟った彼は、二次に果敢にトライする意欲を失した。代わりに恐怖が入り込んだ。
よって、学校・母の慰め・励ましにも耳を貸さず頑固に志望を2つめに落とす。
おかげで精神的余裕をもって幸福に受験に臨み浪人を免れた。

彼は4月から広島大学生になる。(国立でホッ。)
先日、日帰りで訪ねたが、日本一広大なキャンパスに度肝を抜かれ、あまりの田舎に絶句した。
田舎好きの彼はすこぶるハイテンション。
これでよかったのかという疑問は残るが、至って本人は満足そうなので良しとする。
彼は生涯二度とセンター試験なるものとは関わりを持ちたくないそうな。
信じられない阿呆なミスについては、大学受験は大人が受ける試験。こんなくだらないミスをする自分は大人としても失格、本来は受験する資格さえない…と自己反省。(ちょっと感心した)
新世界で立派な大人になってきてね。(その前に普通の人間並になろうね)

一番の話し相手である長男が遠くに行くにあたって落胆しているのは私の方か?
いやいや、お好み焼きに酒蔵、牡蛎にもみじ饅頭があるじゃないか。
楽しみは増えた。
長距離運転が得意になりそう。
高速道路1000円ありがとう!

広島の皆様、ぼんやりで体内時計が狂いまくりの彼をどうぞ宜しくお願いします。

20日締切の原稿に追われている。
きっと20日着ということだろうから18日迄には書き上げないといけない。
が、書けてない。
詩作品3~4篇のうち1篇くらいは新作でいきたいが…あとは旧作と諦めて。(涙)
だけじゃなく、エッセイもある。
長男の受験が何とか終わり(詳細はまた今度)、入学、引越、ひとり暮らしの準備に追われ、私の時間のなさは尋常ではない。
ああ、3月なのだ。
書いてはダメ出し、破り捨て…ダメ出しはもちろんこの方。
     
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蓮「何でしゅか、コレは?」
蓮「わかってましゅよね、こんなもの出せないでしゅ」
蓮「つぎはまだでしゅか。待ちくたびれましゅ」

ondine「…汗」
ondine「た、助けて…書けませんー」

蓮「仕方ないでちゅね」
蓮「ほんと世話が焼けまちゅでちゅ」
蓮「手を出ちなちゃい」

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蓮「う~っ…書けるでちゅ、書けるでちゅ とぉやぁ!」

というわけで、本日エッセイのみ脱稿。(推敲要)
蓮ちゃん、詩作品もよろしくね。






雑巾がけをすると遊んでもらえると思って、雑巾の動きに合わせ、じゃれてくる蓮。
はかどらないけれど可愛くて笑える。
つい罠にはまって遊んでしまうのだ。
そんな一日でお昼寝を逃した蓮。夕方には疲れ果て熟睡。電灯、騒音も眠りの邪魔とばかり…。
「ねぇ、お願い、眠らせて…」そんな声が聞こえてきそう。

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庭は花盛り。
暖房もいらなくなって春はすぐそこ。
クリスマスローズ、水仙、沈丁花…肩の力も抜けていく。

 

カレンダーに予定を書き込んでいたら、タタタッと走ってきて私の肩まで駆け上がり、カレンダーを架けていた食品庫、隣の冷蔵庫まで上ってしまった蓮。
この後、降りられなくなり切なそうな目で私を見つめた。
「降りられないの?」と声をかけると、か細いとても可愛い声で鳴いた。

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猫の成長の早さに驚かされている。
もう別れのときを考えてはどうしようもなく苦しんでしまう。まだ早すぎるけど。
昨年の9月、蓮との出会いへ向かう道々、これまで愛してもうこの世にいない生き物達、インコのサンディーや犬のチェリー…etcに幾度も願った。出会うべくして出会う子との縁を下さい、必然の出会いを下さい、運命の子と出会わせて下さい、かなうなら別れたあなた達の生まれ変わりでありますようにとも。
そのせいか、やはり蓮は私にとって特別な存在となっている。
人間と違い、動物は100%信頼できて、とても居心地がいい。

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そして蓮は美しい。

完全室内飼いだけど、万が一、脱走したときのために首輪に連絡先を記したプレートをつけた。
内田百閒先生の「ノラや」のような想いは絶対したくないし。
私の性質では間違いなく同じ轍を踏むので。
始めは凄く嫌がったが今は慣れてくれて安心している。
プレートがとても良い出来だ。
蓮REN、アメショーの図案、我が家の電話番号、我が家の名前が記されている。

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発注は楽天。
レーザーアート工房「ごえんだま」さん。http://www.rakuten.co.jp/5endama/586902/587301/
お勧めです。


蓮は良く寝て、よく育っている。
我が家に来たとき280gだったのが今や2800gに。
親ばかだが、かなりの美猫と思う。
もちろん柔軟性も抜群。
性格もよろしい。
私が自室で書き物をしている時は階下から追いかけてきて隣で静かに眠る。
原稿を印字するときはプリンターの上で作品の出来を見守るのだ。
TOPの画像はその時の蓮。お気に入りの画像である。
今や蓮は詩作の守り神。(笑)

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2月24日
「水盤」5号、やっと脱稿。おかげで心おきなく出かけた。
山下良夫画伯より「骰展」のご案内を頂戴していたので1番乗り。
(感想は「オンディーヌの部屋」で。)
美術館へ向かう途中、出島ワーフで以前から気になっていたトイプードルのゴンと戯れる。
まだ生後7ヶ月。蓮と変わらない。
ちょっぴりオデブちゃん。愛想がとてもよく観光客に絶大な人気。
食事処の看板ワンちゃんである。
いつも誰かと遊んでいて、私はなかなか相手にしてもらえない。
だが、この日は雨上がり。
観光客も少なく、みんな遠巻きに見ていて手が出せない。
やっと独り占め。
はしゃぎ方が猫とはスケールが違う。服はドロドロだが、大笑いした。
実家で飼っていて他界したシーズー犬のチェリーを思い出す。
トイプードルはぬいぐるみのよう。毛布みたい。

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まだまだ初心者-「猫のきもち検定」2008年09月27日16:39

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「猫のきもち検定」の結果
http://www.puchi-kentei.jp/answer/blogparts.php?user_id=229897&exam_id=318&score=3

「猫好き検定」は再挑戦で認定書いただきました。
 http://www.puchi-kentei.jp/answer/blogparts.php?user_id=229897&exam_id=50&score=5

他にも「猫の健康認定1」「猫の健康認定2」「猫ものしり検定」「猫の歴史検定」などあるようです。下記で挑戦ください。
http://www.puchi-kentei.jp/answer/search.php?cx=partner-pub-5592466624522727%3Anza3jplpeif&cof=FORID%3A10&ie=EUC-JP&q=%C7%AD&sa=%B8%A1%BA%F7#1475

まだまだ猫ママ初心者。蓮のためにお勉強して良い母になるゾ!
 
 
 
その目が!
2008年09月22日13:12

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蓮はすくすく成長しています。
幼猫用の缶詰をミルク無し、温め無しでもパクパク食べるようになりました。
トイレもマスターし、でも砂かけが下手でフード付きのデラックスなトイレ(蓮が5匹は入れそう)から出てくるときは両手両足にお土産をつけて大変な状態。恥ずかしがりやなので使用中覗かれるのを嫌います。見ているとモジモジして用を足さないし、肩越しに恨めしそうな目で見つめ返してきます。仕方なく蓮の視界に入らないところから静かに見守り、出てきたところを即座にゲットして両手両足を拭いています。

蓮は譲渡契約で完全家猫が条件なので、一生家から出られません。それで大きく快適なケージを購入したのですが、これが大きすぎて、ただでさえ狭い我が家のリビングが窮屈に。それでも生きものにとっては狭いような気もして、留守と深夜限定でもここに入れるのが可哀想に思えます。悩んだ末、オークションに出品。開封・組立してしまったので購入先に返品はできませんでした。売れてくれるといいけど。

蓮はやはりこの見つめ返してくる瞳に個性があります。すがるような、今にも泣き出しそうな不安げな眼差し。そんな心細そうな表情を見てしまうと何でも許せて何でもしてあげたくなります。悪女の素質充分。二人の息子もメロメロ、とろけそうな顔で蓮と戯れています。この眼差しは習得して損はないかも!蓮、教えてっ!!
 
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2008年8月15日生のアメショーmix♀猫の目線に学ぶ日々。(ちなみに私は8月13日生!)
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